避難所の空気ナビ / 必要台数 試算(鳥取県版・暫定)

避難所の空気清浄機 必要台数 試算

施設の種類と広さを選ぶだけ。鳥取県の実測データと公的な換気基準(30 m³/h・人)をもとに、「約何人に1台」の目安と、避難者数に応じた台数を試算します。
前提:空気清浄機は最大風量で運転、機械換気は停止した状態。機械換気が稼働する施設では台数を減らせる場合があります。

m²
人
個別スペースの区画数から人数の目安を入れる(参考)

個別スペース(テント・段ボールベッド・パーティションなど)を通路込みで配置した場合の目安です。鳥取県での避難所開設検証(約800 m²で最大約50区画)にもとづく参考値で、運用は自治体により異なります。あくまで入力の補助としてお使いください。

m²
人
—
この施設の目安
約 — 人に 1台
(Airdog X5D・最大風量での運転、機械換気なしの場合)
現在の避難者数での台数
人数を入力すると表示されます
満員時(最大収容)の台数
—

機種別の目安

機種目安台数
配置の方針

人のいる中央付近に分散して置き、窓や排気口から遠い区域を優先してください。壁際に寄せず、吸込口・吹出口をふさがないこと。換気と併用し、滞在中は連続運転します。

長期コスト比較:Airdog(TPA)vs HEPA機

Airdog(X5D)

TPAフィルター・水洗い再利用 → フィルター交換費なし

HEPA機(比較)

フィルターの定期交換が必要

この台数は、ふだんから活かせます

ふだん 平常時は各教室に空気清浄機を1台ずつ設置している様子
各教室・各部屋に1台ずつ設置し、日常の空気をきれいに保ちます。
災害時に集約
もしものとき 災害時は避難所の体育館に空気清浄機を集約する様子
全台を避難所(体育館)に集約し、避難者の空気を守ります。

算定の考え方(根拠)
計算の手順

1. 最大収容人数 = 床面積 ÷ 3.5 m²(1人あたりの最低専有面積)
2. 最大必要台数 =(30 m³/h・人 × 最大収容人数 − 自然換気量)÷ CADR
3. 必要台数 = 最大必要台数 ×(実人数 ÷ 最大収容人数)=「約N人に1台」× 実人数

試算すると、この施設の内訳がここに表示されます。

なぜ「満員時の一人分」で自然換気を見込むのか

自然換気は、満員でも一人に保証できる分だけを見込み、換気基準に足りない分を空気清浄機が受け持つ設計です。少人数のときに自然換気を実人数で割って手厚く見込まないのは、次の理由から安全側に余裕を持たせるためです。
・自然換気は窓や排気口で汚れた空気を除去するため、排気口が人から遠い体育館では、飛沫核が排気されるまで人のいる区域を漂い、名目の換気量ほど感染防止に効かない。
・実測の自然換気は窓を閉めた条件の値で、季節や運用により変動し、常に保証されない。
満員時は換気不足の厳密計算と一致し、人数が増えても「約N人に1台」を足していけば対応できます。

準拠する基準・参考

・換気基準 30 m³/h・人:厚生労働省・ビル管理法。空気調和・衛生工学会「避難施設等における感染症に対する注意点と対策」(2024)でも、避難施設で30 m³/h・人程度を目安とし、換気が困難な場合は補助装置として空気清浄機を活用する考え方が示されています。
・換気不足分を空気清浄機で補う考え方:WHO 換気ロードマップ(2021)ほか。
・CADR:JEM 1467 に基づく製品値。他社製品でもCADRを入れれば同じ式で算出できます。
・自然換気量:鳥取県避難所空気環境調査(2025年、鳥取県・産業技術総合研究所)の実測(CO₂トレーサーガス減衰法)。※暫定値を含みます。

詳細設定(前提値の確認・変更)
共通の前提
m³/h/人
m²/人
施設種類ごとの前提(天井高・自然換気)
機種の能力(CADR)
HEPA機(比較用)の前提
畳
/m²
円
W
円
使用条件(長期コスト)
年
h/日
円/kWh